東京都知事選

生まれて初めて東京都知事選に投票してきました。
というのも、今まで選挙権がありませんでした。
やっと20歳になりまして...というのはウソで！

ちょうど二十歳少々のあの頃、私は南青山のオフィスで働くアーバンOLでした。
私の勤めるオフィスのあるビルの住宅棟の方には、ドクター中松氏がお住まいで、駐車場には彼の選挙カーが停まり、時折、ジャンピングシューズ（？）で廊下を駆け抜ける氏の姿も見られました。
もう、おとなりさんたらがんばっちゃって☆ご近所のよしみで応援しちゃうわ！

...でも私には選挙権がありませんでした。
なぜなら千葉県民だったからです。ほとんど、朝から晩まで東京にいて、周りをみてもテレビを見ても東京都知事選の情報はたっぷりと目に入ってきます。しかし、投票権を与えられている千葉県知事選のことは日常生活からはほとんど知り得ませんでした。ていうか、勉強する気もなかったので、結局知りませんでしたが、暇なときには暇つぶし的に投票には行っていたような気がします...

そんな私にそんな私もいつしか東京都民となり、話題のあの人この人に投票することができるようになりました！

その日のために、さっぱりと散髪もして意気揚々と向かった会場。

そこには、なにか投票券（？）を見て、チェックをする人、なにかふたつボタンがついた小さな機械のボタンを押す人、などがいらっしゃいました。
私の番になって、そのボタンを押す人の手がしばしとまり...私の投票券をじっと覗き込んでいます。

あら、何か投票券に不備でも？と思って、なんのボタンかよく見てみるとそこには...「男」「女」と書かれておりました...
確かに、上下メンズの服、スッピンに短髪で帽子をかぶってリュックを背負った、身長169cmの私...いや、気持ちはわかりますがね。。