Complete text -- "自転車"
12 September
自転車
自転車に張り紙をされるスリルを味わう日々も終わりを告げました。先週末、自転車で出かけたのです。〜そしてそのまま、自転車置き場へと帰っていったのです...と書くとたったの一行ですが、実は「〜」の部分にさらにスリリングな物語があったのでした。。
その日、私は自転車で出かけていましたが、夕方ユナイテッド・シネマとしまえんに「40才の童貞男」を見に行く予定があったので、いったんウチに帰って自転車を自転車置き場へおいて電車で出なおすことにしました。
同行者が、ウチの近くのMつやでゴハンを食べているというので、ウチに帰る前にとりあえず、Mつやに顔を出しました。そして、近くのDトールで一緒にコーヒーを飲もうということになり、とりあえず、そのままDトールへ行って、そのあと、ウチに一回帰り、電車でとしまえんに向かいました。映画を見て、焼き肉を食べて、すっかり夜も更けて、その日は、練馬の友達のウチへ泊まることとし、さらに、家飲みしてすっかりへべれけでネムネムでベッドにもぐり込んだ午前2時半。ふと頭によぎったのは自転車のこと。
「私さ〜...Dトールに自転車忘れてない?乗って帰った覚えがないんだけど...」
「そういえば、乗ってなかったかも...!いや確かに乗ってなかった!!」
「しかもさ〜、すぐだと思って、Dトールの真ん前だし、カギもかけなかったんだよね...あぁぁぁ...きっともうだれかに持ってかれたに違いない!!仕方がない、ヤツのことは忘れよう...」
「今からタクシーで戻って見に行く??」
「いいよ。どうせもうないよ。タクシー代もったいないし。予定外に車も買ったから、どっちにしろ自転車あんまり乗らないし、あきらめるわ。」
「え〜!もったいないよー!一緒に行ってあげようか?」
「いいよ。眠いし、そこまでして、なかったらもっとショックだし」
「でも今ならあるかもしれないけど、明日1日とか経ったら、かなりなくなる確率アップだよ!!」
「じゃあ、明日の朝早起きして、会社行く前に見に行くよ」
「えぇ〜あぁ〜〜気になって眠れないよ!!!!」
というわけで結局二人でタクシーに乗りました。Dトールの前までは車が入れないため、ちょっぴり手前でおりて、歩く間の緊張感と言ったら...まあ、きっとあんなかわいいヤツ、カギもなく置き去りだったら、絶対だれもほっとかないわ。もうあるわけないだろうと思いつつ、やっぱり、姿が見えなかったら時のガッカリする自分が想像できて...「先に行って見てきて」と頼みました。しかし、コイツのことだ、万が一そのままあったとしても、イジワルで「やっぱない」とか言うんだろうな。
ところが予想に反して、素で「あ、あった」という同行者の間の抜けた声が...
そうです。拍子抜けするくらいあっさりとあったのです。Dトールのド真ん前においていたので、ちょっぴりはじっこに移動されてたけど☆そして、長い旅路(チャリではなく私の)の後、無事に自転車置き場へと帰っていったのでした。。。
しかし、ホント私の脳みそ大丈夫かな〜???
15:52:38 |
momo |
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Comments
girl will opponents unconditionally wrote:
とても面白い。ずっとこんな良い感じでいてください! right mistery will bet soldier without any questions
03/01/07 18:39:48
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